「MacBook pro 2018モデル」はどう進化したのか??
「MacBook Pro 2018」が突然発表されました。
2017年モデルは2016年モデルからそれほど大きく変わっていなかった割には「WWDC 2017」で発表の時間が用意されていましたが、2018年モデルはプレスリリース経由の発表の割には大幅なスペックアップがされています。
「13インチ MacBook pro 2018」の性能
まずは「MacBook pro 2018」の13インチが去年のモデルと比べて、進化した点と変わった点を紹介していきます。
- 筐体デザインは同じ
- 電池持ちは同じ
- CPUがIntelの第7世代Coreプロセッサ「Kaby Lake」から第8世代Coreプロセッサ「Coffee Lake」にアップグレード
- CPUが2コア構成から4コア構成にアップグレード
- ディスプレイがTrue Toneテクノロジーに対応
- GPUが「Intel Iris Plus Graphics 650」から「Intel Iris Plus Graphics 655」にアップグレード
- 「Apple T2」チップを搭載、「Hey Siri」に対応
- 第3世代バタフライ式キーボードを採用
2018年モデルは以下のオプションが利用可能:
- 2.7GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.5GHz)、128MB eDRAM
- 16GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
- 512GB、1TB、2TB SSD
ポイントはやはりCPUのコア数が2コアから4コアまで進化し、最新の第8世代Coreプロセッサ「Coffee Lake」にアップグレードにしている点です。メモリこそは同じ16GBのままですが、コンパクトで軽量な筐体に15インチ型「MacBook Pro」に匹敵するパフォーマンスが発揮できるようになったのは非常に魅力的。
ディスプレイも「iPhone X」や「iPad Pro」でも採用されているTrue Toneテクノロジーを採用しています。
環境光センサーを活用し、周囲の光に合わせてディスプレイの色と明度を自動的に適用させる機能だが、「MacBook Pro 2018」ではどのように実現しているかは不明です。
「MacBook Pro 2018」は「Hey Siri」に対応する初のMacとなっていて、呼びかけるだけでSiriを起動することが可能です。また、集団訴訟にまで発展したキーボードも「第3世代バタフライ式キーボード」にアップグレードされ、静音性が高まっているとのこと。
「15インチ MacBook pro 2018」の性能
次に「MacBook pro 2018」の15インチが去年のモデルと比べて、進化した点と変わった点を紹介していきます。
筐体デザインは同じ
電池持ちは同じ
- CPUがIntelの第7世代Coreプロセッサ「Kaby Lake」から第8世代Coreプロセッサ「Coffee Lake」にアップグレード
- CPUが4コア構成から6コア構成にアップグレード
- ディスプレイがTrue Toneテクノロジーに対応
- GPUが「Radeon Pro 555X/560X」にアップグレード、標準で4GBに
- 「Apple T2」チップを搭載、「Hey Siri」に対応
- 第3世代バタフライ式キーボードを採用
2018年モデルは以下のカスタマイズオプションが利用可能:
- 2.9GHz 6コアIntel Core i9(Turbo Boost使用時最大4.8GHz)、12MB共有L3キャッシュ
- 32GB 2,400MHz DDR4メモリ
- Radeon Pro 560X(4GB GDDR5メモリ搭載)
- 512GB、1TB、2TB、4TB SSD
- 15インチモデルはCPUが第8世代Coreプロセッサ「Coffee Lake」にアップグレードされ、4コアから6コアになった。また、RAMも最大32GBまで搭載可能になり、ハードコアユーザーにとっては非常に魅力的なプロマシーンになった。
ディスプレイは13インチモデルと同じくTrue Toneテクノロジーを採用しています。
なお、13インチモデルと同じく「Hey Siri」に対応し、キーボードも「第3世代バタフライ式キーボード」によって静音性が高まっているとのこと。